Findy Team+ Lab

ナレッジ

2021年8月 Findy エンジニアリング組織の振り返り

2021年8月 Findy エンジニアリング組織の振り返り

こんにちは、Findy CTO の @ma3tk です。 FindyではFindy Teamsを使ったエンジニアリング組織の分析を行っていますが、8月も学びがあったので公開したいと思います。

目次

エンジニアリング組織として大事にしたいこと

僕らFindyの開発チームは大きく2つありますが、その中でも開発チームで大事にしたいことは、「爆速顧客価値提供」です。

いかに早く課題を見つけ、その課題を爆速で解決していくか、ということを念頭に置きながら開発業務を行っています。

こちらは7月から変わらず、継続の方針です。

大前提として、数値が全てではありませんが、振り返る上で大きな参考材料となります。数値を見てどう降り返るかを大事にしています。

2021年8月の実績

おおまかに、8月は21営業日あった中で、週5稼働しているメンバーは8名でした。 この状況下で、以下のような状態でした。

  • リリース頻度 23.75回/month
  • 1日あたり週5稼働メンバーで合計30プルリク、1人平均3.75プルリク/day
  • 1日あたり週5稼働メンバーで合計117コミット、1人平均14.625コミット/day
  • 平均プルリククローズ時間10.5時間
  • 最初のコメントまでの平均時間3.2時間
  • レビュー後クローズまでの平均時間5.2時間

それぞれいくつかのまとまりで振り返ってみます。

リリース頻度 23.75回/月

  • 開発Aチーム
    • バックエンド: 17リリース
    • フロントエンド: 30リリース
  • 開発Bチーム
    • バックエンド: 25リリース
    • フロントエンド: 23リリース

ほぼほぼ毎日リリースできていたかと思います。

リリース自動化なども進めており、日々のQAコストも下がってきている成果が出ているように感じます。 今の所大きな課題もなく順調です。

1人 平均3.75プルリク/day、平均14.625コミット/day

7月と比べると、今月はプルリクの作成数とコミット数が少し減少しました。(とはいっても一定数あるので十分な量ではありますが…!)

8月は体調不良のメンバーがいたり、大きめの課題が多発し、課題解決まで時間がかかったケースが多かったと感じています。

体調不良の部分は各自体調を整えていくことが大事ではありますが、今月もワクチン接種などで休む予定のメンバーも居るため7月以上の平均の数を増やしていくのは難しそうです。

また、ユーザ数の増加によりお問い合わせの数も増え、開発メンバーが多少時間を取られたりすることもありました。こちらは企画側でもう少し対応できないかなど方法を検討中です。

課題が大きいものに関しては想定していたものでしたが、会社の成長を進めていく以上、すぐに取り組むべき課題となったので少ないメンバー数の中で対応することにしました。重いタスクをやっているとメンタル的にも苦しくなることがあるため、メンバーに負荷がかかりすぎないか9月は注視していきたいと思います。

平均プルリククローズ時間10.5時間、最初のコメントまでの平均時間3.2時間

先月と比べると、プルリクを出してから1.1時間ほど早くなりました。

プルリク作ってから10時間でマージまでいくとなると、月曜朝にプルリクを出して火曜にはマージされている状況です。あくまで平均になるため、ものすごく早いものと、日中の遅い夕方・夜の時間にプルリクを出して次の日にレビューされたり修正されたりなどするとこれくらいの時間がかかってくるのかなと思います。

1on1している限り、全体のレビューまでのスピードも十分なスピードで着手できており、着手後にもコメントを残すところまで行われている体制になっています。

総じて大きく変えなくてはいけない状況ではない

どの指標を見てもそこまで大きく課題はなく、十分いいサイクルで回せていると思います。

そこまで課題感のある時間ではないので、このまま継続して高スピードで開発サイクルを回せればと思います。

またメンバーが入ったタイミングなどで課題がまた可視化されるかと思うので、それまでは日々の1on1でメンバーと感覚をシェアしながら、数値ベースでも振り返っていければと思います。

あなたのチームの平均プルリク作成数はどれくらいですか?

ここまでの情報は、Findy Teamsで開発をしている部分もあり、簡単にデータが取得できます。継続的に測定できるため、自分の指定する期間でデータが取れるようになっています。

もしご興味があれば、こちらまでお問い合わせください!!

圧倒的なスピードで開発できるFindyで働いてみませんか?

もしここまで読んでいただいて、少しでも話してみたいという方は是非一度カジュアル面談しませんか?

まだやりたいことがある中でまだまだ成長できる組織です!上記以外にも課題もあります!

是非興味があれば Twitter でご連絡いただいたり、以下より直接ご応募いただいても大丈夫です👍

Meetyでのカジュアル面談はこちら

エンジニアだけでも20人規模で募集しています。是非お気軽にどうぞ〜!

【エンジニア組織全体】

【Findy 転職】

【Findy Teams】

関連記事

入社3ヶ月でプルリク作成数5倍!!プルリクを小さくたくさん作りさくさくマージするメリットとは?

入社3ヶ月でプルリク作成数5倍!!プルリクを小さくたくさん作りさくさくマージするメリットとは?

ナレッジ
【CTO/EM100人に聞いた】約8割がエンジニア採用が難しくなっていると実感。独自性の高い人事制度運用や生産性向上に向けた定量データの利用も増加

【CTO/EM100人に聞いた】約8割がエンジニア採用が難しくなっていると実感。独自性の高い人事制度運用や生産性向上に向けた定量データの利用も増加

ナレッジ
エンジニア組織の生産性の可視化とは? 〜『DevOps指標』を活用しよう〜

エンジニア組織の生産性の可視化とは? 〜『DevOps指標』を活用しよう〜

ナレッジ
開発者体験(Developer eXperience)向上の最前線〜ストレスなく働ける組織づくりとその結果〜

開発者体験(Developer eXperience)向上の最前線〜ストレスなく働ける組織づくりとその結果〜

ナレッジ

エンジニアリング組織の
パフォーマンスを最大化

Findy Team+はGitHubやJiraなど
エンジニア向けツールを解析することで、
エンジニアリング組織の生産性を可視化するサービスです。