Findyのエンジニアとビジネスサイドの良好な関係性
こんにちは、Findy CTO の @ma3tk です。 みなさんの会社ではプロダクト開発どのようにお仕事を進めているでしょうか?
様々なエンジニア組織があると思いますが、本日は、Findyの開発組織とビジネスサイドとの関係性について書いてみます。
目次
Findyの開発組織は大きく2つある
今Findyでは2つの開発組織があり、それぞれフェーズが違う開発を行っています。
- プロダクト開発チーム
- Findy Teams プロダクト開発チーム
それぞれで周りのメンバーとの関わり方が違うのですが、特にプロダクト開発チームの方では複数のチームのビジネスサイドメンバーと開発を進めています。
主体的に意思決定しながら施策を進める関係性
主に開発チームは大きく、
- エンジニアユーザのマーケティングのマーケティングチーム
- エンジニアユーザ向き合いのユーザサクセスチーム
- 企業向き合いのカスタマーサクセスチーム
などを中心にコミュニケーションを取りながら開発を進めています。
複数のチームと関わりがあると、
- あんな施策をしたい、こんな施策をしたいという多方面からの要望
- とはいえ開発的にも負債化する前に解消したい技術的課題
- 全部をひっくるめて「どれをやる?」という優先順位の決定
が気になってきます。
しかしながら、弊社のビジネスサイドのチームはどこも 「わかりました、では開発基盤の方を優先しましょう」 と言ってくれたり、 「モチベーションが上がる状態で開発進めたいですよね」 とエンジニアリングに理解のある中で開発を進められています。
関係性が上手くいっていないとどうしても新規開発の優先度が高いまま開発チームが進めたいリファクタや負債の解消などに時間が取れなかったり、社内受託開発状態になり、言われるがまま作る状態になりかねません。
Findyはエンジニアのサービスやエンジニア採用サービスの側面を持っているため、エンジニアにとっていい環境づくりができている状態です。
エンジニアファーストではなく、ユーザへの価値提供ファースト
そんな開発の思いもありながら、エンジニアファーストの組織にするとどうしても基盤改修やリファクタなどに時間を使ってしまい、ユーザにとっての価値が提供できないという状態になることもあります。
技術をずっと触っているから良いコードを書き続ける、メンテし続けるのは非常に重要ですが、それ以上にユーザに価値提供するスピードを高速化することが一番大事です。
最初から作りすぎない、ずっと負債を放置しない。どちらにも偏りすぎない絶妙なバランスでサービスを作っていける組織で居続けたいなと思っています。
ビジネスサイドの技術理解も高いこと
まだまだビジネスサイドがいい関係になっている背景も書いてみたいと思います。
エンジニアリングの知識をインプットするビジネスサイド
弊社の営業メンバーは相対する顧客がエンジニアもしくはエンジニア採用担当者です。 そのため、ほとんど初期の段階でエンジニアの用語の基礎をインプットした上で業務を進めています。
例えば、
- Dockerとはどんな技術なのかの触りを知っている
- SREってどんな職業なのかを知っている
- フロントエンドの特徴がどんなことなのか知っている
など、もちろんエンジニアほど深い知見を持つわけではないですが、大体どこの事を話しているのか、そのキーワードではどんな採用市場では動向があるのかなどを理解しているため、Findyのエンジニアともよく会話していたりします。
そのため、インプットした上でサービスの施策を議論できるため、どれだけ大きなことをやろうとしているのか理解してもらいやすい状況です。
仕様作成もビジネスサイドで行う
エンジニアだけが要件から仕様に落とすのではなく、全社的にビジネスサイドが仕様作成まで行っています。
そのため、初期状態やこんなときにどうなるかなどもエンジニア任せにせず、ユーザの価値提供を最初から最後まで考えた上で企画を練ってくれます。
エンジニア発の企画も今後増やしていきながら、ユーザにとってどんないい価値をすぐに提供できるかを考えながら全社的に仕様を考えていきたいと思います。
エンジニアも厳しく言わず、ビジネスサイドも時間に余裕をもって進める組織
よく聞くような組織だと、
- ビジネスサイドがエンジニアに相談するとエンジニアがものすごく厳しい言い方で仕様を詰めてきたり、細かいところを指摘して相談しにくい
- ビジネスサイドが主導権を握っていて、期限に余裕がないまま進めたり、想定外の開発業務が発生すると詰められる
などがあったりします。
Findyでは、
- 健全に開発内容を相談しながら開発を進められる組織
- 想定外の開発業務があっても理解してもらえる
状況にあります。プロダクト開発に課題がないわけではないですが、今は技術的な課題に対して真摯に向き合える状況になっています。
ビジネスサイドとの関係性がいい組織で働きませんか?
もしここまで読んでいただいて、少しでも話してみたいという方は是非一度カジュアル面談しませんか?
まだやりたいことがある中でサービスが育っていっている状況が非常にやりがいがある組織になっています!
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