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インタビュー

開発組織全体での開発生産性スコアが優れた組織(顧客の開発支援や コンサルティングが中心の組織 部門)

開発組織全体での開発生産性スコアが優れた組織(顧客の開発支援や コンサルティングが中心の組織 部門)

「Findy Team+ Award 2024」 は、「Findy Team+」を利用する企業のエンジニア組織を対象に、生産性指標をもとに評価し、約450社・約20,000チームの中から優れた開発生産性や取り組みを実現しているエンジニア組織を讃える取り組みです。

本記事では、Organization Awardを受賞した〜開発組織全体での開発生産性スコアが優れた組織(顧客の開発支援やコンサルティングが中心の組織)〜について、受賞企業の取り組みをインタビュー形式でご紹介します。

目次

株式会社ゆめみ

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受賞企業代表プロフィール

氏名:渡部 陽太 役職:技術担当取締役 経歴:2020年入社。iOS/Androidテックリードとして複数のプロジェクトを支援する傍ら、新人研修の作成や新技術推進を行う。2022年技術担当取締役に就任。

開発生産性可視化について・Team+導入に関して

Team+の活用を通して目指している姿

各開発チーム(フロントエンド、バックエンド)の開発生産性を定量的に把握し、継続的な改善を実現する組織文化の確立 チーム間の開発プロセスの違いを可視化し、ベストプラクティスを組織全体で共有できる環境の構築 それに向けて取り組んだ結果、どのような効果を出せているか

GitHubのPR作成やレビュー、マージまでの時間を自動で収集・分析できる仕組みを構築し、各チームのコミットからマージまでの各フェーズのサイクルタイムを定量的に計測可能に これにより、組織全体でボトルネックの特定や改善施策の効果測定が可能となり、データドリブンな開発プロセスの改善を実現 チーム別の強みが明確になり、改善が必要な点の特定や優れた取り組みの水平展開が容易になった

なぜそのような効果が出せたのか Findy Team+導入により以下が実現できたため:

  • データ収集の自動化:手作業での集計作業を排除し、常に最新のデータを取得可能な仕組みを構築
  • 可視化ダッシュボードの整備:各チームが自身の状況を容易に確認できる環境を提供

今後、チャレンジしていきたい取り組み

分析基準の標準化

  • チーム間で比較可能な共通の指標を設定し、客観的な評価を実現
  • 開発生産性の指標を拡充し、より包括的な計測を実現

デプロイ頻度やリリースまでのリードタイム

  • 障害発生時の平均復旧時間(MTTR)
  • 変更失敗率などの品質指標
  • データ分析の高度化による改善施策の精緻化

PRの規模や種類に応じた最適なレビュープロセスの提案

  • 開発効率に影響を与える要因の統計的分析
  • 可視化基盤のさらなる改善
  • 自動レポート生成による定期的な振り返りの効率化

エムシーデジタル株式会社

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受賞企業代表プロフィール

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氏名:中田 勇介 役職:Division General Manager, Engineering 経歴:博士(工学)。エムシーデジタルに入社し、物流、在庫管理、製造業の最適化プロジェクトを経験。

開発生産性可視化について・Team+導入に関して

Team+の活用を通して目指している姿

エムシーデジタルは、「テクノロジーでビジネスモデルをアップデートする」というミッション実現のため、 高い開発生産性と優れた開発者体験を持つエンジニアリング組織を目指しています。

弊社に在籍する優秀なデータサイエンティストが生み出した成果を顧客のビジネスに組み込んでいくためには、 ユーザビリティの高い Web アプリケーションやデータ処理システム、データ基盤の構築が不可欠です。 エムシーデジタルのエンジニアリング部門は、これらを高速かつ高品質に開発できる組織を目指しています。

それに向けて取り組んだ結果、どのような効果を出せているか

  • 定期的なチームの振り返りのなかで Findy Team+ を活用することで、開発プロセスのボトルネックを特定しやすくなった
  • 実装開始からマージまでのリードタイムを短縮
  • 各チームの開発速度の変化を把握しやすくなった
  • チームが自律的に振り返りを行い、継続的に開発プロセスを改善するサイクルを確立

なぜそのような効果が出せたのか

  • リードタイムが長いプルリクエストに対して、開発の過程をチームで振り返ることで、具体的な開発プロセスの改善点をボトムアップで特定できるようになった
  • このアプローチを通じて、開発におけるリードタイムの継続的な短縮を実現
  • この成功の背景には、エンジニアやデータサイエンティストが開発プロセスの改善に強い意欲を持ち、積極的に改善を行う文化があったことが成果につながったと考えています

今後、チャレンジしていきたい取り組み

  • 各チームやメンバーが得た学びを組織全体で共有し、コードやドキュメントなどの資産として蓄積
  • より強いエンジニアリング組織を目指す
  • 開発基盤「Tachyon Platform」への投資を通じて、更なる開発生産性の向上に取り組む

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