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開発生産性の可視化でリードタイムが約70時間短縮。Four Keys指標を活用したホワイトプラスの改善取り組みとは?

開発生産性の可視化でリードタイムが約70時間短縮。Four Keys指標を活用したホワイトプラスの改善取り組みとは?

本記事のサマリ

導入前:解決したかった課題

スクラム導入後も開発スピードが上がらず、課題の特定が感覚的な判断に依存していたため、定量的な可視化が求められていた。

Findy Team+を導入した理由

データ収集・分析に時間がかかり、効率的な可視化を求めて導入に至った。Four Keys指標の可視化と伴走支援が魅力な点。

導入の決め手

ツールの機能に加え、カスタマーサクセスによる指標分析や改善提案を通じた伴走支援が、改善スピード向上に有効であると判断したため。

導入後:成果

リードタイムが約100時間から30時間台に短縮された。改善施策が数値で確認できるようになり、開発スケジュールも立てやすくなった。

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目次

開発生産性の可視化でリードタイムが約70時間短縮。ホワイトプラスの改善取り組みとは?

株式会社ホワイトプラスは、「サービス改善を円滑に実施する」ことを開発組織のミッションに掲げ、顧客体験の向上に取り組んでいます。スクラム開発を導入後も開発スピードに課題を感じた同社は、改善のために「Findy Team+」を活用。導入の背景や成果、今後の展望についてお話を伺いました。

スクラムの形骸化に終止符を。繁忙期を乗り越え、開発基盤を再構築した道のり

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──御社について教えてください。 仲見川:当社のエンジニア組織は、社員10名と業務委託者2名の計12名で構成しています。私はエンジニアリングマネージャー(EM)として、CX開発グループおよびモバイルアプリ開発チームを統括しています。また、CTOの森谷は組織全体の指導および、コアシステム開発グループを統括しています。各チームは4名で構成され、CX開発グループはお客様がサービス利用時に直接関わる領域を担当し、コアシステム開発グループはクリーニング工場向けのWebアプリケーションおよびシステムの開発を担います。インフラおよび情報システムの担当者も加わり、全社でサービス基盤を支えています。

──開発組織では、どのようなミッションを掲げていますか? 仲見川:開発組織のミッションは、「サービス改善を円滑に実施すること」です。マーケティング部や生産開発部の要望に応じ、迅速に価値を提供することを重視しています。サービスの安全性と品質を確保しつつ、リリースの速度を落とさずに改善を継続しています。特に当社は繁忙期が明確にあるため、短期的な要望に応じながら、長期的な技術的課題の解消や開発基盤の強化に取り組んでいます。この両立が事業の成長に直結すると考えています。

──開発生産性の計測に取り組んだ背景を教えてください。 仲見川:当社では、もともとスクラム開発を導入していましたが、形は整ったものの「思ったほど開発スピードが上がらない」という課題を感じていました。以前は各エンジニアが1人で特定プロダクトを担当する“1人親方”のようなスタイルで開発を進めていましたが、チーム体制に移行してスクラムを取り入れたことで一定の改善は見られました。

しかし、実際にどこにボトルネックがあるのかを特定できず、「何を改善すべきなのか」が感覚的になりがちだったため、データに基づく改善の必要性を強く感じました。特に、開発スピードが向上しない原因を特定するためには、開発生産性を定量的に可視化することが不可欠だと考えるようになったのがきっかけです。

開発生産性の可視化を模索する中で出会った「Findy Team+」

whiteplus_interview_20250403_h2_3 ──Findy Team+を導入した経緯について教えてください。 仲見川:開発生産性の可視化を検討し始めた当初は、スプレッドシートを使ってプルリクエストの数やベロシティを手作業で管理していました。しかし、データ収集に時間がかかる上に、深い分析が難しく、なかなか具体的な改善に結びつきませんでした。そんな中で「もっと効率的に状況を可視化できないか?」と外部ツールを探していたところ、Findy Team+に出会いました。

また、導入の最大の決め手は、ツール自体の機能だけでなく、カスタマーサクセスによる伴走支援が非常に充実していたことです。単にデータを可視化するだけでなく、「どの指標に注目すべきか」「どう分析し改善に活かすか」といった具体的なアドバイスが得られる点が大きな魅力でした。自社だけでは気づきにくい改善ポイントを第三者視点で指摘してもらえることは、改善志向が強い当社にとっても非常に有益で、「Findy Team+を活用すれば、よりスピード感を持って改善に取り組める」と確信したことが導入の後押しになりました。

──Findy Team+導入後、どのような変化や成果がありましたか? 仲見川:導入から約1年間は、データを見ながら「どの施策が数値改善に繋がるのか」を試行錯誤していました。たとえば、サイクルタイムやリードタイムを見ていく中で、「レビュー待ち時間がボトルネックだ」と分かれば、レビュー依頼のタイミングや担当者の割り当て方を見直しました。 このようなトライ&エラーを重ねた結果、1年ほど経った頃には数値と改善施策の関連性が見えるようになり、OKRやKPIとして目標値を設定できる段階に到達しました。実際に目標を立てて取り組んでみると、リードタイムが約100時間から30時間台に短縮されるという成果も出ました。

会社全体として「定量的に評価する文化」が根付いていたことも大きな後押しでした。エンジニアリング組織の目標は定性的になりがちですが、数値で示すことで納得感が高まり、メンバーのモチベーション向上にもつながったと感じています。 結果として、「測ることが改善の第一歩」であることを実感しました。最初から完璧な指標を求めず、「まずは可視化してみる」「何が影響しているのかを探る」という姿勢が重要だったと思います。

さらに、以前は見通しが立てにくかった開発スケジュールも、「いつ頃にリリースできるか」の目安が立てやすくなり、事業部とのコミュニケーションがスムーズになった点も大きな成果です。特に、繁忙期に向けた開発計画を立てやすくなったことは、ビジネスの安定運用に直結しています。

メンバーが主体的に改善に関わる文化へ。「可視化」がもたらした行動の変化

whiteplus_interview_20250403_h2_4 ──開発生産性を可視化したことで、組織やメンバーにどのような意識・行動の変化がありましたか? 仲見川:可視化前は、改善活動は「チームリーダーやEMが主導するもの」という雰囲気がありましたが、今ではメンバー一人ひとりが自発的に数値を確認し、改善提案を出すようになりました。例えば、振り返りの場で「このサイクルタイムが伸びた原因は何だろう?」とメンバーから発言が出るようになったことは大きな変化です。 また、「改善は個人批判ではなく、チームでより良くなるための取り組みだ」という意識が浸透したことも重要です。心理的安全性を確保しつつ、問題点を建設的に話し合える文化が形成されたことで、振り返りが単なる形式的なものではなく、実際のアクションに結びつく議論の場になりました。 さらに、「最善を尽くしたことを疑わない」という共通認識があるため、改善活動がネガティブなものではなく、「もっと良くできる」という前向きなトライとして定着しています。

──Findy Team+導入にあたって、難しかったポイントや工夫したことを教えてください。 仲見川:正直なところ、導入に際して大きな難しさはありませんでした。当社にはもともと改善文化が根付いており、変化に柔軟な組織風土があるため、新しいツールの導入に対する心理的ハードルは低かったと思います。特に、「とりあえずやってみよう」という姿勢がメンバー間で共有されていたことがスムーズな導入に繋がりました。 とはいえ、「どの指標を重視すべきか」「どう活用するべきか」といった悩みは当初からありました。そうした際に支えとなったのが、Findy Team+のカスタマーサクセスです。定期的な打ち合わせを通じて指標の見方や分析方法を共有いただき、「何に注力すべきか」が明確になったことは非常に助かりました。

また、データを見る際には単に外れ値を除外するのではなく、「なぜこの数値が出たのか?」と原因を深掘りするよう心がけています。この姿勢をチーム全体で共有することで、単なる数字管理に終わらず、本質的な改善に繋げられていると感じています。

プロセスから成果へ。“アウトカム”を見据えた生産性指標の進化

whiteplus_interview_20250403_h2_5_1 ──今後の開発生産性計測・可視化における取り組みや展望について教えてください。 仲見川:現在は主にコーディング工程の生産性を中心に計測していますが、今後は要件定義や設計フェーズにも可視化範囲を広げたいと考えています。現状、コーディング以外の工程にかかる時間が波状的で見えづらく、「どの段階で滞留しているのか」を把握しきれていないことが課題です。

具体的には、Jiraのタスク消化数や各工程のサイクルタイムを分析し、開発プロセス全体を通じたボトルネックの特定と改善を進めていく予定です。すでにJira連携の分析機能を試しており、Findy Team+を活用しながら計測範囲を広げることで、PDCAサイクルのさらなる高速化を目指しています。

また、現在の改善活動は主にプロセス面の強化に焦点を当てていますが、今後はアウトカム(成果物の質や価値)の計測にも取り組みたいと考えています。例えば、リリース後のユーザー満足度や、変更が実際の事業成果にどう影響しているかといった観点を指標に取り入れ、単なる開発速度向上にとどまらない、本質的な価値提供を実現していきたいです。

──Findy Team+のおすすめポイントを教えてください。 仲見川:Findy Team+の魅力は、ツール自体の機能はもちろんですが、何よりもカスタマーサクセスの伴走支援が充実していることです。導入時から定期的なミーティングで指標の見方や分析方法を共有していただき、「何をどう改善するべきか」を明確にできたことは非常に大きな助けになりました。

特に、他社事例を交えて説明してもらえることで、自社だけでは気づきにくい改善のヒントを得られるのは大きなメリットです。実際、私たち自身が分析してもわからなかった部分が、Findy Team+のアドバイスを受けることで明確になり、改善スピードが格段に上がりました。

また、導入初期は指標を「測ること」に集中しすぎないようにとのアドバイスも印象的でした。目的は数値改善ではなく、あくまで価値あるサービス提供のために改善を続けることだと再認識できたのは、伴走支援があったからこそだと思います。 導入を検討している企業には、「単なる可視化ツール以上の価値がある」と自信を持っておすすめできます。

──今後、一緒に働きたいエンジニア像について教えてください。 仲見川:当社では、「ユーザーにより多くの価値を届けたい」という想いを大切にしているため、その価値提供に向けて主体的に取り組める方と一緒に働きたいと考えています。サービスを改善するために必要なプロセス改善やリファクタリングを億劫に感じず、「どうすればより良くできるか」を考えて実行に移せる方が理想です。また、当社は改善志向の文化が強いため、変化を前向きに受け入れられる方・チームで議論を重ねる際、自分の意見を持ちつつも他者を尊重できる方にとっては非常に働きやすい環境です。やるべきことは多いですが、その分「自分が関わったプロダクトが世に出てユーザーに使われる」という大きなやりがいがあります。

さらに、長期的な成長とワークライフバランスの両立も重視しています。特に当社は繁忙期に備えた計画的な開発体制を整えているので、短期間で無理をするのではなく、安定したペースで継続的に改善を進められる方がフィットすると思います。 最終的には、「サービスを良くしたい」という想いを持ち、改善を積み重ねることに楽しさを感じられる方とぜひ一緒に働きたいですね。

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※現在ホワイトプラスでは、エンジニアを募集しています。 株式会社ホワイトプラスのエンジニア求人一覧 ※「Findy Team+」のサービス詳細は、以下よりご覧いただけます。 https://findy-team.io/

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