目標設定を組織に浸透させるには どうしたらいいのか? 〜導入初期フェーズの取り組み〜【株式会社Macbee Planet】# 開発生産性LT Week
2023年8月29日(火)、ファインディ株式会社が主催するイベント「どう評価する?目標設定へのトライ夏の開発生産性LT Week」がオンラインにて開催されました。
ファインディでは、エンジニaア組織支援クラウド「Findy Team+(チームプラス)」をリリースし、エンジニア組織づくりや生産性の可視化を通じたパフォーマンスの最大化支援に取り組んでいます。
vol.2のテーマである「目標設定」は様々な捉え方がありますが、 本来はメンバーの主体性向上やモチベーションアップ、問題解決能力の向上のためのものであり、 開発組織のパフォーマンス向上につながります。
開発生産性Meetup#3で実施したテーマでしたが、 オンラインで事例を聞きたい!というお声が多くございましたため、 「他社ではどのような目標設定がされているのか?」各社の取り組みをお伺いするイベントを開催しました。
今回は、開発生産性向上に取り組まれている、株式会社Macbee Planet/吉川さんにご登壇いただきました。
株式会社Macbee Planet 吉川 昂広さん
──ソフトウェアエンジニア
LT内容について
背景
目標設定を浸透させるのは難しい
- 効果があったと実感できるまで時間がかかる
- 慣れないことには動きが鈍くなる
- 意識化に存在するまでは忘れがち
初期フェーズでは形骸化や廃止のリスクが高い
前提
- 目標設定導入は今年に入ってから
- 最初の四半期は個人目標のみ
- 2四半期目からOKRを導入
目標設定導入の背景
- チームが2倍に増加
- M&Aによるプロダクト増加の背景
- 中長期的な組織のスケールを考えたときに、チームで目標を設定して事業を推進できるようにしたい 以前は目標設定をしなくとも、お互いにどういうことをすべきか、なにが優先か共通認識を持って動けていたが、人数増加により難しくなり導入されたとのことです
OKRの導入 もともと個人目標はあったが、 個人とチームのやるべきこと・やりたいことのバランスが難しかったとのこと
目標設定の浸透に向けた取り組み
OKRがちゃんとできている状態とは? 以下を参考に状態の定義を確認
- 最初から「ちゃんとできた状態」に持って行こうとすると相当な負荷がかかってしまう
-目標設定を作成するために普段開発している時間を削っている
-OKRの各要素で柔軟性が求められる
上記のような負荷があるため、初めから完成系を求めないこともポイントだそうです!
方針
- 小さく分けてできることを四半期ごとに増やす
-アセスメントの作成
-2つの軸に分解し可視化
①定着度
-キャプチャ
②フェーズ
-作成フェーズ
-実行フェーズ - 慣れや定着を優先
-目標設定のインターフェースの統一
-目標設定オーナーの設置
まとめ
目標設定の導入初期フェーズを中心にわかりやすいお話しをしていただきました😀
LT資料リンク
「目標設定を組織に浸透させるには どうしたらいいのか? 〜導入初期フェーズの取り組み〜」
ご登壇いただきありがとうございました!
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