2023年8月24日(木)、ファインディ株式会社が主催するイベント「ベストプラクティスから学ぶ！Four Keys向上へのトライ夏の開発生産性LT Week」がオンラインにて開催されました。

ファインディでは、エンジニア組織支援クラウド「Findy Team+(チームプラス)」をリリースし、エンジニア組織づくりや生産性の可視化を通じたパフォーマンスの最大化支援に取り組んでいます。

2023年7月13日(木)に開催した開発生産性Conferenceでは1600名を超える申込があり、 開発生産性の可視化に対するニーズの盛り上がりを感じられます。 その中でも、開発生産性向上への取り組み事例を聞き、より多くの知見を得たいという声から、夏の開発生産性LT Weekを開催することとなりました。

今回は、開発生産性向上に取り組まれている、メドピア株式会社/榎本さんにご登壇いただきました。

メドピア株式会社 榎本 敏丸さん

──集合知プラットフォーム事業部 基盤開発グループ グループリーダー

LT内容について

Findy Team+の導入理由

開発生産性指標を計測したいと思いつつも、きちんと計測できていない状況であり、 漠然とした会話となっていたそうです。

数値化できないものは改善できない

可視化指標について

可視化指標としては、王道のFour Keysから考え、さらに、GitHubアクティビティから機械的に集計しやすい「デプロイ頻度」「変更のリードタイム」に着目。 Findy Team+を導入する前に「変更のリードタイム」を計測したところ、レビュー速度に課題が見つかったとのこと。 自前で計測し、ボトルネックを把握されているのが素晴らしいです👏

なぜレビュー速度が重要か Google's Engineering Practices documentation 日本語訳より

サマリをすると下記の通り。

• レビューが遅いと開発速度が遅くなる
• 開発者の精神衛生上よくない
• コードの健全性も悪い影響が出る

レビュー速度を向上するための実施施策

1. レビュールールの追加 -レビュー依頼されてから24時間以内に何らかの反応を返す

2. レビュー体制の簡易化 -before:2名以上のレビュワーからのLGTM/Approveがなければマージ不可 -after:ミドル~シニアレベルのエンジニアのApproveがあればマージ可

3. GitHub Teamレビューアサイン -チームに所属しているエニジニアの誰かが早い者勝ちでレビュー

4. Findy Team+導入+PR分割 -CSより「Pull Request分割のすすめ」の資料をもらいチームに共有

5. チーム目標に組み込む -Findy Team+により数値が追いやすい環境ができ、「オープンからレビューまでの平均時間(Weekly):12時間以内」をチーム目標に

各施策の効果検証は、LT資料をご確認ください！

振り返り

「努力目標は限界あり、数値目標で設定せよ」という言葉は、 各施策の結果判定からもわかるように、大事なポイントであると思います。 開発現場の「当たり前品質」に関しても、こうした土台があるかどうかで開発者体験が変わってくるのではないかと思いました！

LT資料リンク

「Faster Pull Request Reviews 〜ハイパフォーマンスチームへの道〜」

ご登壇いただきありがとうございました！

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Findy Team+について

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ファインディでは、Four Keysの可視化や、開発生産性向上をサポートするサービス「Findy Team+」を提供しております。現在、2週間無料トライアルも受け付けております。

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